鎌倉芸術館

  • ホーム
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

お電話でのお問合せ

イベント詳細

チケットのご購入はこちら

  • 概要
  • プロフィール
  • ピックアップ

【New】
ヴァイオリニスト白井圭 鎌倉芸術館インタビュー

名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン国立歌劇場において、日本人初の契約団員を経験し、今や世界各国で活躍中のヴァイオリニスト白井圭さんに、ランチタイム・コンサートへの意気込みなどを伺いました。


■ヴァイオリンをはじめた時期ときっかけを教えてください。

ヴァイオリンに初めて触ったのは3歳、幼稚園バスに乗っていた年長さんがもっていたヴァイオリンケースを見て「やりたい」といったそうです。


■音楽の道に進むと決断されたのは?

正確には覚えていませんが、小さいころから七夕の短冊にプロになりたい、というようなことを書いていた記憶があります。本当の意味でクラシック音楽の魅力に目覚めたのは、高校に入学してからです。それからは他の可能性を考えたことはありません。

■ウィーンに留学され今も在住されてらっしゃいますが、どのようなことを学び、どのようなことを得ましたか?

「留学」といっても、一通りの勉強はしていたので、ヴァイオリンの勉強をしにいったという感覚はあまりありません。もちろん新しく学ぶことも多かったですが、生活を通して間接的に自分の音楽に結びついてきたことが多いと思います。お酒を飲むことを覚え、そこから広がった世界はとても意義深いものでした!


■ウィーン・フィルの契約団員も経験されました。印象深かった出来事などありますか?

初めて日本でウィーン・フィルの公演を聞いたときに感動して、大好きなオーケストラでした。もちろん現地に住むようになってからも、オペラやオーケストラの公演を何度も聞きました。やはり本当に良い公演の時は、他では経験できないような音を感じることが出来ましたし、いったいどうなっているのだろう、と不思議でしたが、ウィーン・フィルに入ってみて確信したのは、やはり全員耳がとても良いということです。耳をしっかり使って音楽をしているから、響きが集まる。そう思いました。

■音楽の道を選んでいなかったら、何になりたかったですか?

昔は絵を描くことも好きでした。どんな分野も興味深いですが、やはり他の道は簡単には想像できません。


■音楽監督や指揮もされていらっしゃいますが、他の楽器でやってみたいものはありますか?

高校に入るまでは、恥ずかしいことにヴァイオリンのことしか知りませんでした。ピアノにも触れてはいましたが、チェロやオーボエを始めて近くで聞いたときには感動しました。その二つか、もちろんピアノも思うように弾けたらとても楽しいだろうな、と想像しています。


■今回、共演される津田裕也さんは、どんな存在ですか?

津田君は、大学3年時にピアノトリオを組んでそれから4年ほど、とても濃密な時間を共有した友人です。同い年で、まだまだ吸収するのがお互い難しくない時代だったので、レッスンのあとも、それ以外でも、音楽の話も良くしました。そういうこともあって、特になにもリクエストしなくても自然と音が解け合っていくのではないか、と思います。今回は久しぶりの共演なので、とても楽しみです。


■「室内楽」の醍醐味と魅力を教えてください。

室内楽は、音楽の密度で言えば最高のものではないかと思います。そしてなによりも演奏していて、とても楽しいものです。コンチェルトや、小品、交響曲などに比べて派手さはないので、聞きにくい、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、作曲家が限られた楽器編成の中で、自分の実験をしていたり、本当の調和を求めていたり、とても意欲的な作品が多く残っていると思います。繊細な感性を持っていればいるほど、ちょっとしたところで驚きや、感動を共有できるのではないかと思います。個人的には、一人で演奏するのは好きではないですし、あまり大勢でも大味になってしまうことが多いので、少人数での室内楽は、自分の思い描く本当の音楽に挑戦できる場だと思っています。


■鎌倉のお客様にメッセージをお願いいたします。

平日の昼間の短い演奏会ですが、お集まりいただいたお客様と充実した時間を過ごせること楽しみにしています。クラシックファンの方には、その魅力の再確認を、普段お出かけにならない方には、気持ちのよい始めの一歩となりますことを願っています。

ページトップ