鎌倉芸術館

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市原愛さんへのインタビューをお届けします!

1)鎌倉の高校をご卒業されておりますが、鎌倉での思い出を教えてください。

 北鎌倉女子学園中学校の音楽科にピアノ専攻で入学し、同高等学校へ進学する時に声楽専攻に転科しました。6年間クラス替えがなく (高校では外部からの生徒が10数名増えましたが)、同級生全員が音楽をやっているという環境でしたので、自分の中で『音楽家になる』という夢がブレた事は一度もありませんでした。ある意味、他のことを考えもしなかった(!)と言えるかもしれませんが、東京の大学、ドイツの大学院と、色々と音楽以外の刺激を受けるようになる中でも、ブレない気持ちというのが強みになったと思います。そして、当時の同級生達とは未だに仲が良く、家の行き来をしたりしています!北鎌倉での時間は私の人生の財産となりました。

2)世界の舞台で活躍する市原愛さんですが、6月のお昼前1時間のコンサート、どのようなコンサートにしたいですか?

 お昼前、そして1時間という短い時間が、実は主婦やママさん達に喜んで頂けるのではないでしょうか…?!もちろんそれ以外の方にも沢山いらして頂きたいですが(笑)、ついつい自分と重ね合わせてそこに視点がいってしまいます。普段あまり夜のコンサートに足を運べないという方々にも、本格的なクラシック音楽を味わって頂けたらと思っています。

3)今回の選曲についてはどのように選びましたか。

 まず、ちょうど6月に生誕150周年を迎えるリヒャルト•シュトラウスの作品をお聞き頂きたいと思いました。シュトラウスは、私が留学していたミュンヘンの出身であるという事からも、思い入れのある作曲家です。そして日本語で、より歌の世界を身近に感じて頂くために、武満徹の歌曲を歌います。4曲中3曲は、伴奏の丸山滋さんのアレンジによる演奏ですので、他ではお聞き頂けません!続いて、珍しい無伴奏の『うぐひす』。尺八を思わせるような“和”の音の世界観をお楽しみ下さい。ラヴェルは、フルートなど楽器で演奏される事も多いのですが、声でお聞き頂くと、よりエキゾチックな雰囲気に浸って頂けると思います。そして最後はお馴染みオペラ•アリアを2曲。1時間で、出来るだけ幅広く歌の世界を味わって頂けるように工夫してみました。

4)昨年お母さんになられましたが、育児はいかがですか。子守唄を歌うこともありますか。

 私も母となって、1年2ヶ月になりました!その間、まだ一度もキッチリ睡眠を取れていないので、今のもっぱらの夢は、6時間でいいから続けて寝たい…という所です。そういう娘も、移動の多い母に連れ回されて、大変だろうなぁと思います!生後7ヶ月の時には仕事でイタリアにも連れて行きました。でも娘の存在が、私の全てのエネルギーの源となっていますし、今まで感じたことのなかった様々な感情を与えてくれていて、表現者としても、より成長させてもらっているように思います。子守唄は歌っていましたが、目をまん丸にして聞いてくれて、全く寝ないので(笑)、最近はあまり歌っていません。

5)愛犬も飼われているそうですね。市原さんにとってどんな存在ですか?

 2匹の愛犬たちは、家族です。娘がハイハイをしていた時は、うちの床を3匹(!)這っていて、 もうどれが誰だか…という状態でした。(笑)留学先のドイツから連れて帰ったチワワと、東日本大震災の被災犬であるミックス犬の2匹で、お互いマイペースに生活しています。つい最近も、家族全員で八ヶ岳に旅行に行きました!

6)いままでの活動で、特に思い出に残っている公演はありますか?

 昨年末にイタリアの名門、トリノ王立歌劇場の日本公演(ヴェルディ作曲『仮面舞踏会』オスカル役)に出演しました。注目された舞台でしたし、指揮者のジャナンドレア・ノセダさん、主役を歌ったテノールのラモン・ヴァルガスさんなど、世界のスーパースターとの共演でしたので、私が足を引っ張ってしまわないように…という思いで臨みました。陽気な男の子の役でしたので、歌以外に演技的要素も多く求められましたが、すべてを1週間に満たない短いリハーサル期間でこなさなければならず、プレッシャーを感じる暇もなかったかな(笑)。それでも、トリノ現地でのリハーサルを含め、本場イタリアのプロフェッショナルな仕事ぶりを肌で感じ、“仕事”という枠を飛び越えて、非常にワクワクした日々を過ごし、歌い手としてのモチベーションが更に高くなりました。

7)最後に、コンサートに向けてお客様にメッセージをお願い致します。

 ようやく、ようやく、地元・鎌倉での演奏会に恵まれた…という喜びの気持ちで一杯です。私が高校生の頃から応援して下さっている方々にも、成長をお聞かせ出来るチャンスですので、精一杯、心を込めて歌わせて頂きたいと思います。会場でお目にかかれれば幸いです。


(c)武藤章

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